ファイザー・インクの「髄膜炎菌組成物およびその方法」を読んでみた

ファイザー・インクの「髄膜炎菌組成物およびその方法」(出願番号:2020-160424)を読んでみました。髄膜炎細菌性の髄膜炎に対して有効なワクチンについて記載された特許です。

【本発明の課題】
多様なMnBや髄膜炎菌血清型A、C、Y、およびW、ならびに/またはX分離株に対して有効な交差保護ワクチンまたは組成物を提供すること。

【従来の課題】
・髄膜炎菌性の髄膜炎は、抗生物質があっても死亡する場合がある壊滅的な疾患である。髄膜炎菌は、少なくとも12個の血清型へと分類することができ、その血清型のうちの5つ(A、B、C、Y、およびW135)を有する株が、疾患の主な原因となっている。しかし、それらの血清型に対する有効なワクチンがいまだ市販されていない。

【解決手段】
H因子結合タンパク質(fHBP)と髄膜炎菌非血清型B莢膜多糖を含む組成物を投与することで、たとえば、髄膜炎菌血清型B株および非血清型B株に対する免疫応答を誘発させることができる。

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レバレッジ特許翻訳講座、10期生。2020年10月より講座を開始しました。 海外在住12年間。小学生と保育園の2人の子どもがいるワーキングマザーです。 「勉強」「育児」「仕事」「家事」のバランスを考えながら日英特許翻訳者を目指します。