ボストン・サイエンティフィックの「縫合による閉塞装置」を読んでみた

ボストン・サイエンティフィックの「縫合による閉塞装置」(出願番号:2019-566053)を読んでみました。組織を縫合するための装置について記載された特許です。ボストン・サイエンティフィックは、米国の医療機器メーカーです。日本において、心血管疾患領域をはじめ、不整脈・心不全疾患領域、末梢血管疾患、消化器疾患、泌尿器疾患、婦人科疾患領域、疼痛管理・パーキンソン病の治療領域で、医療機器を提供しています。

【発明の背景および解決しようとする課題】
・大きな病変の除去や組織の全層除去などの内視鏡的治療において、止血クリップをかけて創傷を閉塞するには、創傷が大きすぎることがある。
・大きな創傷を内視鏡的治療で閉塞するための装置及び方法が必要とされている。

【解決手段】
・組織を内視鏡的に縫合するために、内視鏡又は同等の装置と協働する装置を提供する。
・内部を貫通するルーメンを有するデリバリシステム(作業チャネルを有する内視鏡もしくはカテーテル)と組み合わせて使用し、ルーメン内で軸方向に並進可能に構成された縫合糸並進アセンブリと、デリバリシステムの遠位端に固定可能に構成された遠位アセンブリを備える。

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レバレッジ特許翻訳講座、10期生。2020年10月より講座を開始しました。 海外在住12年間。小学生と保育園の2人の子どもがいるワーキングマザーです。 「勉強」「育児」「仕事」「家事」のバランスを考えながら日英特許翻訳者を目指します。