振り返り(7カ月目)

講座を受講してから7カ月が経ちました。今月は、田部の生物を終えて対訳学習に入りました。対訳学習を進めると同時にTradosの基本操作を習得しています。また、特許明細書のプリントアウトしたものを常に持ち歩き、じっくり読むことを始めました。

<主な学習>
・田部の生物 完了
  第3部:生物の体内環境の維持
      ⑩免疫
  第4部:生物の多様性と生態系
      ⑪植生と遷移
      ⑫気候とバイオーム
      ⑬生態系とその保全
・対訳学習
 P&G特許を読む(1)~(97)完了
・特許明細書を読んでまとめる
 ①東レ「分離膜デバイスおよびその製造方法」
 ②ガンブロ ルンディア アー・ベー「血液浄化のための膜」

<その他>
・Tradosの基本操作の習得
・イートモ購入

<合計学習時間>
・概算 1200時間

<P&G特許を読む>
始めは特許明細書の内容を理解することに注力し、動画を見ながらノートにまとめました。内容が分かってきたところで動画の最初に戻り、Tradosと秀丸を使いながら管理人さんの後を追って翻訳の仕方を学びました。Tradosと並行して学んでいったので、ゆっくりペースで毎日コツコツと進めていきました。用語集と翻訳メモリを作成し、最後に訳したものをワードに出すという一連の流れをイメージできたことが良かったです。内容を理解しないと単なるコピペ作業になってしまうと管理人さんがおっしゃっていましたが、内容を理解できないものを翻訳する作業はきっと面白くないだろうし、誤訳のリスクを高めてしまうことがよく分かりました。

<特許明細書をまとめる>
特許明細書をまとめることで、自分の理解度を知ることができ、勉強すべき範囲が見えてきます。内容を理解するのに時間がかかっているので、特許明細書に慣れるためにも数をこなして読んでいきたいと思います。今は内容の理解に重点をおきたいので、来月の目標は5件とノートに書きました。関連特許明細書にも目を通すので実際はもっと読むことになると思いますが、特許明細書を速く正確に読めるよう取り組んでいきます。

<Tradosの基本操作>
Tradosのエディタ、用語集、翻訳メモリの基本的な動作については、毎日触っていたのでだいぶ分かってきました。不明な点はKokodokiさんにサポートいただけるので助かっています。特に対訳学習と並行して時間をかけて学んでいるため、3カ月のサポート期間があるのは心強いです。Tradosを学ぶだけではなく、秀丸、ワード、エクセルに関しても今まで使ったことのなかった機能を使うことが多いです。一つのことを調べるのに時間があっという間に過ぎてしまうので、一日の終わりに「今日の収穫はなんだろう。。」とモチベーションが下がることもありますが、地道な作業でもここを乗り越えなければ先に進めないと思っているので、一つずつ忍耐強く学んでいきます。

<数値化・期限設定の大切さ>
講座を卒業するまでの具体的な計画をしっかり立てられていないと、ズバッとご指摘いただきました。そして、その計画を可視化することの大切さを教えていただきました。自分の頭の中ではおおまかに計画を立てているつもりでも紙に落とせていなかったのは、日々のスケジュールでさえ家族に左右されるのに、数カ月先の予定を細かく決められるわけないと思っていたからです。「卒業時の受講感想に書きたいこと」を管理人さんに提出しましたが、もっと詳細に書くべきで無駄を省かなければいけません。翻訳の速度も数値化して自分の処理速度を把握しなければなりません。目に見える形にしなければ実行できないのだと思います。

<今後について>
来月は、対訳学習の「手術シミュレーション用軟質血管モデル」をします。できるだけ多くの特許明細書を読んで、内容の理解をすることに重点をおき学習を進めていきます。

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ABOUTこの記事をかいた人

レバレッジ特許翻訳講座、10期生。2020年10月より講座を開始しました。 海外在住12年間。小学生と保育園の2人の子どもがいるワーキングマザーです。 「勉強」「育児」「仕事」「家事」のバランスを考えながら日英特許翻訳者を目指します。