振り返り(10カ月目)

講座を受講してから10カ月が経ちました。今月は、ファイザー・インク、武田薬品、ボストン・サイエンティフィックの特許明細書を中心に読みました。先月末に「明細書を10件読む」と目標にかかげ、結果20件読むことができました。明細書を読むスピードが確実に上がっており、そして何より明細書を読むことに抵抗がなくなってきました。明細書の内容は本当に難しくて、内容のイメージがなかなか湧かないことも多いです。そんな時、学習してきた化学・物理・生物の基礎知識が理解の糸口になると、とても嬉しくなります。先月は背景知識に、そして今月は実施例と図面の読み方に重点を置き、内容の理解を第一に読み進めました。来月以降は明細書のもっと細かい部分に目を向けていきます。

<主な学習>
・特許明細書を読んでまとめる
①ファイザー・インク「部位特異的コンジュゲーションのための操作された抗体定常領域、ならびにそのための方法および使用」
②ファイザー・インク「MAdCAMアンタゴニストの投与レジメン」
③ファイザー・インク「抗体精製プロセスにおけるプロテインAクロマトグラフィーのための洗浄溶液の改善」
④ファイザー・インク「多形」
⑤ファイザー・インク「結晶性ピリミジニル-3,8-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタニルメタノン化合物およびその使用」
⑥武田薬品「2-[(2S)-1-アザビシクロ[2.2.2]オクタ-2-イル]-6-(3-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)チエノ[3,2-d]ピリミジン-4(3H)-オン半水和物の結晶形」
⑦武田薬品「ピロール化合物の製造法」
⑧武田薬品「STING調節剤化合物、ならびに製造及び使用する方法」
⑨武田薬品「細胞の製造方法」
⑩武田薬品「細胞培養装置、培養液アスピレータ及び細胞培養方法」
⑪武田薬品「複合材料、包装容器、端子、および、複合材料の検査方法」
⑫武田薬品「細胞封入デバイス」
⑬武田薬品「細胞の培養方法」
⑭武田薬品「造血前駆細胞マーカー」
⑮武田薬品「シリンジ」
⑯ボストン・サイエンティフィック「縫合による閉塞装置」
⑰ボストン・サイエンティフィック「弁部材を含む食道ステント」
⑱ボストン・サイエンティフィック「内側ライナーを含む食道ステント」
⑲ボストン・サイエンティフィック「組織切除デバイス」
⑳ボストン・サイエンティフィック「注射用組成物」

<読んだ本>
・細胞の中の分子生物学(ブルーバックス)
・薬学教室へようこそ(ブルーバックス)
・免疫の守護者 制御性T細胞とはなにか(ブルーバックス)


<その他>
クロスランゲージ CROSS LANGUAGE PAT-Transer V14購入

<合計学習時間>
・概算 1504時間

<今後について>
来月は、引き続き製薬会社と医療機器メーカーの明細書を中心に読み進めていきます。また、ファイザー・インクの明細書を1件選び、自力翻訳を始めたいと考えています。

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ABOUTこの記事をかいた人

レバレッジ特許翻訳講座、10期生。2020年10月より講座を開始しました。 海外在住12年間。小学生と保育園の2人の子どもがいるワーキングマザーです。 「勉強」「育児」「仕事」「家事」のバランスを考えながら日英特許翻訳者を目指します。