講座を受講してから8カ月が経ちました。今月は、気持ちがあっちに行きこっちに行き、勉強をしない日はなかったものの、なかなか机に向かって集中的に学習ができていなかったように思います。特許明細書は、がんの治療に関わるものを中心に読みました。明細書に出てくる生物特有の言葉を一つひとつ調べていくと、意味はなんとなく掴めるものの、全体のつながりがまだ良く見えていないことが分かりました。特に「キナーゼ」や「リン酸化」はよく出てくるキーワードなのに理解できず、もっと生物の言葉に慣れなければと、図書館に行き細胞・免疫に関する本を借りて学習しました。今月は本を中心に知識を得た1ヶ月でした。
<主な学習>
・免疫、細胞学の勉強
・対訳学習「手術シミュレーション用軟質血管モデル」(1)~(14)
・特許明細書を読んでまとめる
①ファイザー・インク「がんワクチン」
<合計学習時間>
・概算 1290時間
<読んだ本>
図書館の子供コーナーに置いてある図鑑や可愛いイラストと共に簡単な説明が書いてある本、そして漫画「はたらく細胞」から始まり、少しずつステップアップしていきました。最終的に落ち着いたのは、今年発売された「カラー図解 アメリカ版 新・大学生物学の教科書(ブルーバックス)」です。1巻から3巻まであり、たっぷりの読み応えで私は読み終えるのにかなり時間がかかったのですが、この本のおかげでいろいろな謎を解決できました。「Essential細胞生物学 原書第4版 」も分かりやすい図解と丁寧な説明があり、非常にためになっています。インターネットを使いピンポイントで検索して理解できるのは、ある程度全体像が見えてからなのかなと改めて思いました。
<今後について>
来月は、ファイザー・インクの特許明細書を読んでいきます。専門にしたい分野が見えてきたので、集中的に取り組みたいと思っています。「勉強」と「育児」と「仕事」と「家事」、どれも大切でバランスを取るのが本当に難しいです。勉強を優先したいと思ってもできない時は、ある程度割り切りながら時間を見つけて少しずつでも勉強を進めていくことが大事だと思います。とにかく明確な目標がある中、絶対に立ち止まって流れを止めないよう学習を進めていきます。
コメントを残す